2015年9月10日 20時51分
手厚い福利厚生
人手不足を感じる事業者が増えてきており、人材を確保するため(離職を防ぐため)各企業独自の休暇や手当などの福利厚生を充実させる動きがあるようです。
テレビの特集で取り上げていたのは、孫の面倒を見るために取る「育孫休暇」や、子供の参観日などのイベント時に特別に休みを取れる「子ども特別休暇」、それから「ベビーシッター手当」というものもありました。
労働基準法で定める以上の休暇や手当ということで結構なことだと思います。
この手の制度は、制度だけ出来ても申請者がおらず(周囲への気兼ねもあり)、絵に描いた餅で終わることもありますので、いかに気持ちよく申請してもらうかも重要です(番組中ではベテランのスタッフが率先して取得していました)。
ただこうした対応ができるのは、大企業とまではいかなくともそれなりに規模のある会社故にできる、という部分もあるかと。
ガチで人手不足・資金不足な中小企業では、1人休むだけで仕事が回らなくなるところや、資金繰りが苦しいところもあり、このような特別な休暇や手当は実現不可能でしょう。
職場環境改善の動きに対して、助成金の支給対象にもなることはなるのですが、実際にアクションを起こすのは難しいですよね。
まあ、上を見出したらキリがないことですが。