2015年6月27日 20時23分
偽者、現る
東北地方もようやく梅雨入りとなり、十和田市も朝から雨です。
ここ暫く晴天が続いていたため、農作物にとって恵みの雨となりそうです。
茨城県で、医師免許を持たないのに眼科医として診察を行い
報酬を得ていた男が逮捕されるという事件がありました。
個人的に、眼科医の先生（こちらはもちろん医師免許を持つ正真正銘の医師）
には大変お世話になっていることもあり、無免許でよくこんなことが
３年間もバレずに済んだな、という印象です。
今回の報道で初めて知りましたが、医師免許には顔写真貼付が無いようですね。
尤も、目の前のお医者さんがまさか無免許とは、普通思わないでしょうが。
ふと、漫画「名探偵コナン」で、「成実」（せいじ）という名前の
男性医師が、医師免許に名前の読み仮名が無いことを利用して、
名前を（なるみ）と読ませ女性医師として振舞い（顔立ちもなんとなく中性的）
殺人に手を染める話を思い出しました。
ちなみに、税理士・社労士・FPの証票や会員証には顔写真が入っていますが、
診断士の証票には顔写真は入っていません（病院の診察券と間違えそうです）。
診断士はそもそも独占業務も無いですから、この辺が緩いのでしょうか。
税理士業務や社労士業務の場合、資格の有無はともかく、事務所で何年か実務を
覚えればとりあえず一通りのことは出来てしまうので、偽者のハードルは
医師より低いかもしれません（専門的な設備もほとんど必要ないですから）。
「こいつ、怪しい」と思ったら、証票の提示を求めるのも良いでしょう。
