2015年10月25日 21時02分
1年半後の消費税
2017年4月からの消費税率10%移行時の取扱いについて、様々な動きが各紙面を賑わせています。
軽減税率についても、どこまでを対象にするかで議論があり、例えば「米のみ」「酒類を除く飲食料品に限定」さらには「食料品プラス新聞書籍」等色々な意見が出ているようです(新聞も軽減税率の対象にすべしという主張を新聞紙面上で堂々と行うのもどうかとは思いますが)。
この点について、税理士会としては(あと私個人的にもそうですが)軽減税率の導入には反対の立場を表明しています。
軽減税率の対象品目をどこで線引きするのかという問題もありますし、この導入によって結局中小零細企業の事務負担が増え、シワ寄せが来ることになります。
もう一律10%でいいんじゃね?
低所得者向け対策は(やるとすれば)税率以外で手を打てばいいでしょ。
今後の議論の行方にも注視していく必要がありそうです。