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2016年6月12日 21時30分

いないけどいる人

カテゴリー:助成金 , 社会保険 , 雇用

晴天と雨天が交互にやってきて、車で行こうか自転車にしようか迷う日々です。
雨なら雨で、朝から本降りなら迷わずに済むのですが。

そんな中、助成金の申請関係で職安に行った際に窓口の担当者に言われたこと。
担当者「この会社って雇用保険の被保険者何人います?」
私「今は3人だと思います」
担当者「(職安のPCを見ながら)…4人いらっしゃるようですが。」
私「???」
担当者「○○○さんって、今も在籍してますか?」
私「(初めて聞く名前だよ)いや、いないはずですが」
担当者「まだ被保険者になってるんで、退職済みなら手続き取って下さい」
私「あい」

その後事業者さんに話を聞くと、5年ほど前に短い期間在籍していたとのこと。
この人の分だけ資格喪失の手続きをうっかり失念していたようで。

さすがに5年前となると、手元にも関係資料も何もなく資格喪失届も書きようがないので、改めて職安に行き事情を説明し、向こうのデータを元に届出を作成。
それでも分からない退職理由などは「不明」で押し通す。
離職票まではいらないので、この程度でもOK(らしい)。

よくよく考えてみれば、社会保険は年に1回は算定基礎届(被保険者別の保険料の算定)を出しますが、雇用保険にはそういうものがありません。
労働保険料の計算にしても各人別ではなく事業所全体で計算しますから、事業者としても、誰が被保険者になっているか頭にないということはあり得る話です。
とは言え離職者からすれば失業給付の受給にも直結する話なので、ルールに従い正しく届出をしたいものです。
「退職日の翌日から10日以内」が期限ですのでお忘れなく。

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