2017年3月31日 21時32分
年度締めの週末
カテゴリー：お知らせ , 社会保険 , 税務・会計 , 雇用
2回目のプレミアムフライデー、皆様いかがお過ごしでしょうか。
初回のプレミアムフライデーは報道でもかなり取り上げられていましたが、今回はどうなんでしょう。
このまま定着するのか、それとも尻切れトンボで「二千円札」「住基カード」等と同じ運命を辿ることになるのか。
話変わって。
29年度から取扱いが変わるもの、こんなものがあります。
雇用保険料率は労働者・事業者ともに従前よりも0.1%引き下げになります。
法案が成立した際、総理は「この引き下げにより労働者の手取りが増えて～」と演説されていましたが、まあ0.1%くらいの引き下げでドヤ顔されても、という気もしますが…
月給25万の場合ですと、引下げ額が250円（缶コーヒー2本分くらい？）。
健康保険料・介護保険料も料率変更になります（4月納付分より）。
こちらは毎年同様です。
変更額は各都道府県により異なります。
青森県では、健康保険料率⤵ 介護保険料率⤴ のようです。
助成金のほうは、ある程度整理されるようですね。
詳しい情報が出るまでは様子見です。
税務では、中小企業経営強化税制の創設が大きいです。
一定の要件を満たす設備投資について、即時償却等を認めるというものです。
元々類似の制度は存在していましたが、対象資産の範囲が広がったことで、より適用の可能性が増したのではないでしょうか。
その代わり、経営力向上計画の認定を受ける必要があります。
経営力向上計画の認定は（他の認定制度よりは）比較的簡単に受けられる反面、大きな旨味も無かったのですが、今回の改正で認定の価値も高まりました。
これにより29年度は認定の申請件数も増えるかもしれません。
