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2017年8月20日 20時15分

受験時の思ひ出 ~税理士試験ver.~

カテゴリー:資格

「受験時の思ひ出」シリーズの第3弾、税理士試験編です。

今年、平成29年の税理士試験は、8月8日~10日に実施されたとのこと。
どうやら年々受験者数が減少しているようで「割に合わない」と見限ってしまう方が増えてきたということでしょうか。
まあ、試験を経ずとも取得可能な資格なので、そのように考えるのも無理もないかもしれません。

私の受験歴はこんな感じです(5科目取得で合格になります)。
平成18年 簿記〇 財表〇
平成19年 消費× 法人× 相続×
平成20年 消費〇
平成21年 法人〇 相続×
平成22年 相続〇

5年続けて受験し、受験地はいずれも仙台市を選択しました。
8月初めの仙台市はちょうど七夕祭りの時期で、駅構内にも数多くの吹き流しが飾られていました。
そんな中、こちらは受験のことで頭がいっぱいですから
「浮かれやがって!」みたいな気分でいました(仙台の皆様、スミマセン)。

受験歴を見てお分かりの通り、平成19年がとにかくヒドイ。
3科目受けて全部不合格。
これに懲りて翌年は1科目ずつ確実に取っていく作戦にシフト。
でも21年には、あわよくばの気持ちで2科目を受け、片方だけ合格。
リーチがかかった22年にラストの科目を取り、何とかアガリとなりました。

平成18年~21年までは、東北学院大学のキャンパスが受験会場でしたが、22年は東北電子専門学校に会場が移りました。
建物のかなり上の階が会場で、窓からの景色がチラッと見えた時に
「来年はもうこの景色見たくないな~(=今回で受験を終わらせたい)」
とか思ったのを覚えています。

どの科目でもそうでしたが、時間との闘いという面もあり、試験終了のギリギリまで粘りました。
そもそも余裕をもって終わらせられる科目はありませんでしたが。
たまに試験時間の途中でも解答用紙を試験官に提出し、サッサと会場を後にする受験生がいましたが、あれ何なんですかね(記念受験?)。
年に1回の、たった2時間しかない試験ですから、最後の1分1秒まであきらめない姿勢が大事だと思います。

税法科目に関しては、解く順番も重要でしょう。
難しい設問に時間をかけ過ぎて最後まで終わらなかった、という悲惨なパターンもありえます。
私は、理論(易)⇒計算⇒理論(難)の順で解いていました。
中盤に計算問題を挟むのがコツですかね。
計算問題まで解き終えた残り時間に応じて、ラストの理論問題(難)の書き方を工夫します。
時間が十分に残っていれば丁寧に記述し、時間が少なければ些末な要件部分等は省略して、とにかく最後の結論まで書き終えます。
白紙の解答は論外として、結論まで辿り着いていない解答も、合格点は付かないような気がします。
まあ税法科目は7戦して3勝なので、あまり参考にはならないかもしれません。

試験後は、合格発表までの約4か月間モヤモヤ状態が続きます。
特に税法科目は自分の答案が合っているのかどうかも分かりません。
そもそも公式の正答は発表されないので、受験予備校の模範解答頼りです。
私の実体験としても、法人税法は何で合格だったのか未だによく分かりません。
せめて模範解答くらいは主催者として公表して欲しいものです。
この辺の理不尽さも、受験者数減少の一因かも知れませんね。

ということで、マジで2度とやりたくない(し私は2度と受からないだろう)試験だと感じています。

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2017年8月20日 20時15分

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