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2017年7月9日 21時07分

良き時代

カテゴリー:日常・日記 , 話題

将棋の藤井四段の快進撃も29連勝で止まり、将棋に関する報道も少し落ち着いたようです。
NHKの夜9時台のニュースですら、放送時間中40分以上を将棋ネタで占める等ちょっとこれはやり過ぎだろという気もしましたが、藤井四段をきっかけに将棋そのものや他の天才棋士にもスポットライトが当たるようになったことは、将棋ファンとしても嬉しく思います。
個人的には、序盤戦術に革命をもたらした「藤井システム」でおなじみの藤井猛九段(ご本人は謙遜で「じゃないほうの藤井」と称しているとか)がもっと注目されると良いのですが。

それにしても。
プロ棋士の対局を、ネット中継を通じて無料で終局まで視聴できることは、本当に恵まれた環境になったな感じます。
私が子供の頃は、囲碁将棋の中継と言えば、NHK杯を除けば、精々タイトル戦のうち限られた時間帯だけ(しかもBSのみ)でした。
スポーツのように、動きも速く一瞬の決定的な場面がありえる中継は、まだまだテレビの方が優れていると思いますが、見た目の派手さに乏しく「ながら視聴」ができるボードゲームはネット中継向きの競技と言えます。
かくいう私も仕事中、別ウィンドウで将棋中継を表示しつつ、会計ソフトで作業を進めるということをやっています(雇われの身でやると問題でしょうが)。

自分の従事する仕事を顧みると、かつては帳簿も申告書も全て手書きだったものが、記帳から申告までをコンピューターで処理できる環境になっています。
当り前過ぎて「コンピューター会計」という言葉自体既に死語かもしれません。
私は手書きの時代を知りませんが、多分今のほうが良い時代なんでしょう。

それでも、「紙とペン」のほうが優れていると感じる場面もありますが、それについてはいずれまた。

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