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2018年1月14日 20時20分

受験時の思ひ出 ~FP試験ver.~

カテゴリー:話題 , 資格

昨日今日と、大学入試センター試験が行われたということで、ひとまず第一関門お疲れ様でした。
大雪で試験開始時刻が繰下げられたとか、事故の影響で受験生をパトカーで会場へ送り届けたとか、トラブルもあったようですが、まあこれも風物詩ですかね。
個人的には、万一の事態に備え、受験会場まで歩いてでも通える範囲内に宿舎を取っておくべきだと思いますが、宿舎の枕が合わず寝付きが悪くなる、といったこともあるので、是非は難しいところです。

受験ネタにちなんで、今回はFP試験の話題を。

面接試験については過去の当ブログ「雪中行軍~雪と受験と」で取り上げているので、そちらを参照頂くとして、学科試験を中心に進めます。

FP試験は、ライフプラン・税・不動産・相続・金融資産・年金と広範囲に出題が及ぶ一方、各分野は比較的浅い知識で対応可能な「広く浅く」型の試験です。
この点で、中小企業診断士試験と同じタイプと言えると思います。
診断士試験=対企業向けの知識・素養を問うもの
FP試験=対個人(資産家等)向けの知識・素養を問うもの
といったところでしょうか。

学科試験には、マークシート(多肢選択)と記述があります。
マークシート式の攻略は、何といっても消去法!
該当する肢をピンポイントで選ぶより、該当しない肢を一つずつ潰していくほうが時間はかかっても得点の可能性は高くなります。
FP試験の場合、各設問の選択肢はせいぜい4つ程度なので、肢を一つでも減らし2択3択まで絞ってしまえば、自信の持てない答案だとしても、結果的には意外に点が取れていたりします(確率的にそうなります)。
あとは「正しいものを選ぶ」のか「誤っているものを選ぶ」のか、問題文中にもチェックを入れて、ミスが生じないよう視覚的に工夫します。
視覚に訴える←これ大事。

それから出題範囲が広いといっても、全部について同じテンションで取組む必要もないと思います。
例えば、不動産分野の中に建ぺい率や容積率を計算させるものがあるのですが、この辺の計算は自分の仕事からかなり遠いところにあると感じたため、学習範囲からズバッと切ってしまいました。
実際、記述式の問題の中で、運悪く建ぺい率を求める問いが出てしまい、これは手が出なかった(白紙解答は避けました)のですが、他でしっかり点数を稼いだおかげで、合格点には十分達していました。
6割取れば合格なので、自身の仕事との距離感によって、分野ごとに学習の強弱をつけるのも有効だと思います。

国家資格としてのFP(正しくはファイナンシャル・プランニング技能士です)は、合格に必要な労力もそこそこで、合格すれば一生有効、かつ資格を維持するためのコストもゼロという「ちょうど良い」資格試験という印象です。
興味のある方は、受験してみて下さい。

ということで「受験時の思ひ出」シリーズ全5部、これにて完結。

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2018年1月14日 20時20分

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