2017年1月22日 18時27分
暗黙のメッセージ
カテゴリー:税務・会計
マイナンバー制度が本格運用されて以来、初めての年末調整事務が進行中です。
特に今年は、対象者とその親族のマイナンバーをいちいち集めなければならないので、担当者さんは苦心されていると思います。
一回集めれば後は(扶養関係に変動が無い限り)気楽なものですが。
それにしても、各市町村への給与支払報告書の提出は、紙で提出する場合かなり面倒になりそうで。
法人の場合はともかく、個人事業者が提出する場合は、本人の個人番号カードを窓口で提示(郵送の場合はコピーを添付)する必要があります。
税理士等の代理人が提出する場合は、更にあれこれと提示を求められる羽目に。
私の印象ですが、これはもう
「給報を紙で提出するなよ」
「全部電子で送信しろよ」
ということを暗に(イヤ、むしろはっきりと)主張しているように思います。
市町村のホームページでも、この機に乗じてか
「インターネットでの提出が便利ですよ」と謳っているくらいですから。
ただ田舎だと電子化も簡単には進まないでしょうし、そもそも個人番号カードの普及率もまだ低い状態ですから、当面は紙での提出がメインでしょう。
あ、当然私は電子化してます。
役所に行くのも面倒なので(あと寒いし)。