2018年6月10日 21時55分
拠点
私達が遵守すべき税理士法にはこんな規定があります。
・税理士(中略)は、税理士業務を行うための事務所を設けなければならない
・税理士は、税理士事務所を二つ以上設けてはならない
要約すると、税理士事務所を一つ設けろと、そういうことになります。
これだけ見ると「ああ、そうですか」という感じですが、よくよく考えてみると今の時代にそぐわなくなっているのではないかと。
まず「事務所って、本当にいる?」
業務ソフトの入った端末と、ネットに繋がる環境があれば取りあえず用は足りるので、ノートパソコンと持ち運びWi-Fiでもあれば、場所を問わず仕事することは可能です。
また複数事務所設置の禁止についても「働き方改革」とやらの一環で、在宅勤務やテレワークといった働き方を推奨する動きに逆行している気もします。
まあ今現在でも、既に会計チェック等を家でやっているので、これを複数事務所と見做され税理士法違反と言われると私も辛いところですが…
いずれこの辺の規定も、実態に合わせて変わってくるのでしょうか。
近未来の移動店舗型車両の画像を見て、ふとそんなことを思いました。