2016年2月11日 21時29分
未来の納税者様
何気なくカレンダーを眺めてふと思う。
ちなみにこのカレンダーは、地元の法人会が主催した「税を考える」をテーマに小学生に絵柄を書いてもらったものです（画像も上げようと思いましたが絵柄にはポケ◯ンや妖怪◯ォッチのキャラクターが描かれているのでそれは無しで）。
皆さん判で押したように「暮らしに大事な税金」とか「正しく税金を納めよう」とかいうキャッチコピー。
う～ん…これを洗脳とまでは言いませんが、賢い小学生はそれなりに空気を読むので、「税金は大事なんだ」っていう方向で書かなきゃいけないという先入観を持っているような印象です。
いや、いいんですよ、いいんですけど。
「税金の負担が重すぎて日々の暮らしが大変」
「税金なんて無くなればいいのに」
一人くらいこんな意見があってもよさそうな気がします（まあ、もしそんなことを書いたらそもそもデザインとして採用されないかもだけど）。
税金って結局、行政サービスに対するコストなので、税金ゼロは極端としても、税負担を軽くする代わりにサービスの水準も低い社会という選択肢も本来ならば検討の余地はあるはずなのですが。
